進路・就職
選抜制となっています。希望者は選抜試験に合格の上、指定科目を履修し、単位修得することにより助産師国家試験受験資格を得ることができます。
希望学生が多い場合は、3年次に希望者から10人程度を選抜する試験を実施し、選抜試験とそれまでの学業成績などから総合評価で履修者を決定します。
看護師国家試験受験資格を得るための学修と並行して進める必要があるため、十分な学習計画と意欲的な学習姿勢が必要です。
希望する場合は、3年次前期から4年次後期に開講される「母性の心理・社会学」「性と生殖」「助産学概論」「助産学実習」「助産管理」などを履修する必要があります。
「助産学実習」では、指定された病院の産科外来、産科病棟、新生児センター(NICU)で実習を行います。分娩介助を行うことはもちろんのこと、妊娠・分娩・産じょく期にある一人の女性とその家族に対して、継続して助産ケアを実践します。
この継続看護を通じて、各期に必要な健康診査や助産診断の能力、助産計画の立案能力を身に付け、周産期における助産師の役割を理解することを目指しています。
助産師は、病院、診療所や保健所などで勤務できるほか、医師と同様に開業権が認められており、自ら助産院を開業することも可能です。
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