2021大学院教育要項
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科目コード 家族関係論 Family Relationships 1060 科目区分/単位数 履修年次 必修・選択 受講場所 共通科目/2単位 1,2年次/後期 選択 本郷△ 遠隔:ZOOM△ 科目責任者 日下 華奈子 担当者 日下華奈子 先修要件 なし キーワード 家族、家族関係、家族システム、関係性のアセスメント、家族発達段階、家族療法、医療領域の家族支援 授業概要 「家族」という概念は社会、文化によって多様な意味を有する。こと近年においては「家族」「家族機能」が私たちのQOLに寄与することも注目されてきている。その背景には、従来、個人内で理解されてきた心理的、行動的な問題が、家族、社会といった個人を超えた高次のシステムの視点、さらには家族の関係性の視点を導入したことにより、よりよい支援に結びつくことが実証されてきた経緯があるからだ。 さらに、個人のライフサイクルと家族の発達段階、家族のライフサイクルと並行してみてゆく視点は、個人のクライシスへの理解をより促進することにも役立つ。 本科目では、多様な様相を呈する「家族」の概念、文脈の理解に努めるとともに、医療保健領域において、どのような家族問題がテーマとして扱われるのか、その家族問題に対してどのようにアプローチしているのかを概観する。そこから今後期待される家族支援とは何かについて考察を深めていくことを目的とする。 古くは「精神疾患」や「症状」が家族病因説と捉えられていた時代を経て、現在では家族機能をどのように支援に役立てゆくか、に至った研究や最新の知見を紹介し、現代の家族支援の在り方を具体的な事例を用いて紹介する。 家族関係をみる、さらには関係性をアセスメントするとは具体的にどのようなことなのか、について、ロールプレイや教材を用い、臨床場面で活用できる技法を習得する。 また、自身の専門性と絡めた積極的な議論を期待する。 到達目標 1.家族とは、何かを理解できる。 2.現代の家族問題について理解できる。 3.家族システムについて、理解できる。 4.家族アセスメント、関係性へのアセスメントの方法を理解できる。 5.家族の発達周期に生じやすいクライシスについて、プレゼンテーションできる。 6.医療保健領域で必要な家族支援の技法について習得できる。 7.医療保健領域で必要な家族支援の役割について理解できる。 8.家族支援における他領域との連携について理解できる。 9.上記について、最近の知見をもとに討議できる。 授業外学習 1.開始前に、社会環境の変化が家族に及ばす影響について、予習しておくこと。 2.家族周期、家族発達段階について、予習しておくこと。 3.自身の専門性について考えておくこと。 ※各授業につき予習90分、復習90分を目安とする。 テキスト 参考文献 家族療法テキストブック 日本家族研究・家族療法学会編 金剛出版 講義内で適宜紹介する 成績評価の 方法・基準 日々の学習状況に照らし合わせながら主として評価はレポートを重視する。 備考 テキストはあると望ましい。オリエンテーション時に購入希望を受け付ける。 - 96 -

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