2022年度 大学院教育要項
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開講学期1,2年次/後期単位数2単位代表教員阿曽沼 元博ナンバリング科目名医療情報論必修・選択選択英語科目名Medical Information対象学年1年担当教員授業概要全体内容医療情報学は、医療情報工学や科学と領域的には別物である。本科目の「医療情報論」は医療情報学分野の授業である。情報学とは「 情報の本質に関する様々なことを主に考える学問分野であり情報の分類に関する検討や、情報の利活用のあり方、更には標準化などを考える学問分野である」 また、情報学の特徴は以下の通りである1.実学であること 【実学】とは、理論より実用性・技術を重んずる学問。実際生活の役に立つ学問。農学・工学・商学・医学など。(三省堂「大辞林」より)2.医療のあらゆる側面と関係すること  予防、診断、治療等の医療行為及び関係する事務処理を始め、社会が必要とする。医療関係情報のあらゆる処理を対象とする。3.制度・政策に依存する部分が大きい  国際的に共通する部分もあるが、国や地域の事情に合わせた独自要素が存在する。日本では医療法、薬事法、診療報酬体系に影響される!本授業では、この特徴を踏まえ、医療情報とどう向き合い、どう使いこな(活用)し、そしてどう取り扱う(処理の方法等)かを、社会情勢との関わりや、医療制度との関わりを重視して論じる。実学である為、日々の医療活動を踏まえて講義を行う。到達目標「情報」の持つ意味を理解すると共に、患者・家族にとって、組織にとって、そして自分自身にとって価値ある情報をどう収集し、どう蓄積し、そしてどう活用するかという方策を理解することを目標とする。また組織内で、情報システム構築を行う場合におけるプロジェクト・マネジメントのあり方も勉強し、リーダシップが発揮でき、プロジェクトリーダーと成りうる人材となることを期待している。阿曽沼元博授業形態講義成績評価の方法評価方法課題レポート(50%)、日々の学習状況(25%)、受講態度(25%)講義終了後、講義で論じた内容の中から、自らがテーマを選択し、そのテーマについて論じるレポートを提出する。レポートは、テーマ選択の理由・現状認識の論述・課題の整理・課題克服の為の方策提示・・という起承転結がしっかりしていることが求められる。授業の中で、レポートの書き方なども言及する。評価基準授業に向き合う姿勢、質問をする姿勢、そしてレポート内容試験・課題に対するフィードバック方法授業の位置づけ我々一人一人が情報とどう向き合うか、また情報の信憑性を判断し価値のある情報に辿り着き、利活用の精度・質を上げるための考え方を学ぶ。ディプロマ・ポリシー、コンピテンシーとの関連DP1-看護学の専門分野に関する研究に高い倫理観をもって取り組む研究能力学修上の注意色々なモバイル機器やPCを自由に使える様に日々活用できることが基本となる。その為の情報武装を自ら行い、医療情報、電子カルテ、医療制度改革、更には情報に関わる全ての項目におけるICT関連項目を調べておく。また最近のデジタル社会関連の情報に触れておくなし参考文献レポートに関しては種々のコメントを付記して返送するテキスト書名著者出版社ISBN備考備考医療制度、病院の機能・組織、地域社会における医療等など、勤務や生活の中で疑問を常に持つことを心かけて授業に臨んでほしい。講義のテキストは授業内容に合わせ、講師作成のテキストをその都度配布する。参考文献「情報の文明学」 梅棹忠夫(著)中公文庫「それは情報ではない」 リチャード.S.ワーマン(著)エムディエヌコーポレーションマーシャル・マクルーハン「メディア論」等の書籍、書評などその他連絡先・オフィスアワーasonuma-m@juntendo.ac.jp※…実務家担当教員関連科目特になし先修要件特になし- 110 -

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