医療看護研究会誌 第12巻1号
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阿久澤優佳:女性生殖器良性疾患術前患者におけるアロマセラピー介入効果の検討18Good Clinical Practice)及びヘルシンキ宣言(2000年改訂)を遵守して実施した。また、本研究は当該研究科倫理委員会(順看倫第22-31号)及び対象者の入院している施設の倫理審査委員会の承認(浦倫第23-11号)を受け実施した。Ⅳ.結果1.対象者の特性 対象者30名の入院時疾患名は卵巣嚢腫が12名と最も多く、次いで子宮筋腫11名、子宮筋腫と卵巣嚢腫の併発が4名、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、子宮筋腫と卵巣チョコレート嚢腫の併発が各1名であった。基本属性は、年齢は39.3±6.9歳(平均年齢±標準偏差値)、最高年齢51歳、最少年齢25歳であった。結婚の有無については離婚歴のある者を含め入院時未婚者が17名(56.7%)、既婚者が13名(43.3%)であった。子供の有無についてみてみると、17名(56.7%)に子供がおらず、13名(43.3%)に子供がいた。手術前のホルモン療法の有無について見てみると、全体では24名(80.0%)がホルモン療法は受けておらず、6名(20.0%)がホルモン療法を受けたのちに手術に臨んでいた。また、アレルギーの有無については17名(56.7%)がアレルギーはなく、13名(43.3%)が食物や薬、花粉等のなんらかのアレルギーをもっていた。EM群及びM群に対して施行した介入前のパッチテストにおいては、該当する20名全員が陰性を示した。2.介入前の各群の均一性 介入前の各群別の基本属性の結果は表2に示す。「年齢」において一元配置分散分析を、「結婚の有無」、「子供の有無」、「ホルモン療法」の各項目においてχ2…表2 介入群別対象者の基本属性項   目介  入  群有意確率EM(n=10)M(n=10)C=(n=10)年齢40.3歳38.1歳39.4歳.7841).0762)未婚8人(80%)6人(60%)3人(30%)既婚2人(20%)4人(40%)7人(70%)子供の有無.5812)なし5人(50%)7人(70%)5人(50%)あり5人(50%)3人(30%)5人(50%)ホルモン治療の有無1.0002)なし8人(80%)8人(80%)8人(80%)あり2人(20%)2人(20%)2人(20%)1):一元配置分散分析  2):χ2検定050100150200(前)(後)唾液アミラゼ値kU/L介入EM群唾液アミラーゼ介入前後比較患者1患者2患者3患者4患者5患者6患者7患者8患者9患者10050100150200(前)(後)唾液アミラゼ値kU/L介入M群唾液アミラーゼ介入前後比較患者1患者2患者3患者4患者5患者6患者7患者8患者9患者10050100150200(前)(後)唾液アミラゼ値kU/L介入C群唾液アミラーゼ介入前後比較患者1患者2患者3患者4患者5患者6患者7患者8患者9患者10図2 唾液アミラーゼ値介入前後比較

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