• 順天堂大学医療看護学部
  • アクセスマップ
  • 資料請求

参加学生からのメッセージ

行けば自分の世界が変わる

海外研修では、米国のオレゴン健康科学大学(OHSU)、タイのタマサート大学看護学部、英国のデモントフォート大学(DMU)とそれぞれ協定を締結しています。研修に参加する学生は、事前の準備を経て10日間以上現地に滞在し、海外での医療文化や技術などを学び、人的交流を深めます。ここでは海外研修に参加した学生のメッセージを紹介します。

参加学生のことば



米国 ep1

身振り手振りでも患者さんとコミュニケーションできた

この研修では、「Oatifield Estates and Fanno Creek Communities」(ハイテク利用高齢者施設)での文化交流が最も印象的でした。英語力の自信はありませんでしたが、患者さんと身振り手振りでコミュニケーションをとりながら、折り紙を完成させて喜ばれたときはとても嬉しく思いました。他にも入院型ホスピスや総合病院、小児病院、患者ファミリー支援施設などの医療施設を見学。どの施設にも患者さんと家族が安心して過ごせる環境が整っており、申し送りをベッドサイドで行う施設もありました。講義では、オレゴン州で行われている尊厳死や米国でのヘルスケア、終末期について学びを深めることができ、日本との医療や価値観の違いを理解することができました。今回の研修を機に、さらに他国での医療制度や医療の現状、文化を学びたいと考えています。

交流を通じて米国の医療事情や日本との違いなどを理解

この海外研修を通じて、米国の医療の特徴や現状を学んだだけでなく、交流を通して人柄や文化も感じることができたと思います。日本の医療施設と異なる部分も多く、見るもの全てが新鮮で驚きの連続でした。例えば、米国の医療施設は「施設」というより、「家」という生活の場に近い環境が整備されており、精神面でのケアを重要視していると感じました。また、病室は普通の部屋と変わらず、棚の中に医療器具が収納してあったり、窓からは庭にある鳥小屋や鳥たちが見えたりと、癒しを与える配慮がなされていました。意外だったのは、面会の制限がゆるやかで、家族や友人と患者さんが接する時聞が大切にされていたことです。特に小児病院では、両親だけでなく兄弟、さらには友人とも面会ができることには驚きました。一方、最新のシミュレーターによる演習では、実践さながらに様々な状況を設定した演習ができ、実習や臨床に臨む前に一層技術を深められると思いました。

海外研修で学んだことを課題実習に生かしたい

米国の子ども病院は、フロアが年齢ごとに分かれ発達段階に応じた工夫が施されており、入院児同士の交流がしやすいと感じました。私は小児看護に興味があり、課題実習でも米国の看護の工夫を取り入れてみたいと思います。また、米国の看護師は、新卒での就職が難しいと知り、日本よりハードルが高いと感じました。卒後に子育てや別の仕事をしながら就職先を探している人も多いそうです。米国の看護や医療を学ぶことができたのと同時に、生活スタイルやコミュニケーションの仕方も学ぶことができたと思います。海外への関心が高まった一方、英語能力の重要さにも気づきました。日本にいても英語を話すことができれば、より多くの患者さんとコミュニケーションをとり多国籍の人に寄り添った看護が実践できるのではと考えています。また、海外研修中に仲間と生活することでより結束力が生まれたと思います。お互いに協力しながら様々な経験ができたためとても有意義な研修だったと思います。

米国のホスピスを見学することで緩和ケアのあり方を知った

入院型ホスピス見学の際に、たくさんの緑に囲まれた施設に入った瞬間、私自身とても穏やかになり心が落ち着いたことを思い出します。ホスピスについて説明を聞く中で、子宮頚がんがお腹中に転移してしまった20代女性の事例が衝撃的でした。自分とほぼ同年代の方が、想像を絶する苦しみの中でも痛みを抑えて結婚式を挙げるという目標を持ち、それを達成して最期を迎えたというのです。ホスピスで挙式を行う為に、疼痛コントロールや腹部バッグを目立たなくするなどのケアが行われていたと聞きました。また、ホスピスには、毎日セラピードッグが来ており、患者さんや家族、スタッフに癒しを与えています。米国では入院期間がとても短いということも日本とは大きく異なる点です。手術を受ける患者さんの場合、手術日当日に来院し術後5時間程で離床、術後2日で退院するということでした。この研修で、世界の医療についても学びたいという意欲が強くなりました。海外での経験を生かし、目標に向かって看護師として働いていきたいと考えています。

患者さんに笑顔で丁寧に接することは世界共通

海外と日本の医療や看護に関する知識が、実際に現地に行って見学し講義を受けることによって深く理解できたと思います。特に、OHSUのシミュレーション施設見学で体験したことが印象に残っています。この施設では、学生はもちろん麻酔科医や外科医などが演習できる手術室や、分娩時の演習ができる部屋が用意されています。モニターによる操作でシミュレーター人形の瞳孔反射を確認したり、脈を触知できたりするのです。より臨床に近い状態を設定して演習できる環境でした。学生交流では、米国の学生は自分の考えや意見をしっかり伝えていると感じました。日本から研修に来た私たち学生に対し、現地の看護学生は臆することなく自分のこと、日本と米国のことなど、様々なことを話してくれました。より実践的な演習を通じて、自分の意見や考えを述べる機会が多いからではないかと考えています。ある病院では、スタッフの笑顔や丁寧な対応によって患者さんや家族が安心できるという話を聞きました。笑顔で丁寧に対応することは日本でも米国でも同じだと思います。私もそのような接し方ができる看護師を目指そうと考えています。

米国の看護学生は日本と比べて経験や知識も異なる

OHSU看護学部学生との交流は刺激的でした。他国の看護学生と交流する機会は初めてでしたが、国によって看護師の在り方が異なると感じました。まず、看護学部で学ぶ学生の年齢層や経験が異なります。OHSUの看護学生は平均年齢が約27~29歳で、私が話をした学生は既婚者でした。また、約50%の学生が看護学校に通う以前に他の文系などの学部の大学を卒業しており、日本の看護学生とは経験や知識の幅が異なる印象でした。看護師として就職する際も新卒者よりも経験者を優先して採用することが多いようで、新卒者の就職はとても困難であるようです。医療施設見学でも多くの気づきがありました。例えば、日本の病院では個室よりも値段の安い多床室が多く存在します。一方、米国では個室が多く部屋の間取りも広いのです。価値観や生活習慣等の違いが病院の構造にも大きく影響しているのでしょう。また、寄付の習慣が根付いていたことにとても驚きました。見学に行った病院や施設の多くは寄付金で購入した生活物品や寄付された様々な品がありました。日本の医療を学ぶことも大切ですが、他国の環境を実際に見て比較することから日本の良さや改善点などを見いだすこともできると思います。

英国 ep2

英語による授業のおかけでヒアリング能力も向上

英国のレスターにあるデモントフォート大学(DMU)で約 2 週間、研修に参加しました。多くの授業は英語で行われました。患者さんとのやりとり、疾患など看護に関することはもちろん、ロンドンをテーマにしたプレゼンテーションが課されました。最初は、英語での会話に追いつくことで必死でした。しかし、この授業のおかげでヒアリング能力も身に付き、DMUの学生と会話することも楽しめるようになりました。DMUの学生が実習に行く病院や 、看護技術の演習をする実習室も見学させてもらいました。研修を通じて、看護に対する自分の世界が広がったと思います。英国の看護や医療について知る中で、私自身が日本の看護や医療についてまだまだ知らない部分があると痛感しました。世界に視野を広げるためには、まずしっかりと日本国内で日本の看護や医療について学ぶことが重要です。大学で学ぶ時間を大切にしたいと再認識することができた期間だったと思います。

将来は海外で活躍したいという思いがさらにふくらんだ

私はこの海外研修に参加することを強く望んでおり、想像を超えた多くの経験ができ大変有意義な時間が過ごせたと思います。英国の医療や看護の事情、日本の状況との比較などについて、DMUの教員の方々がとても熱心に教えてくれました。さらに、DMUで修士課程に所属している順天堂大学の卒業生からもお話しを聞くことができ、自分の将来の可能性の広さを知ることができました。看護師として国際的に活動したいと考えていた私にとって、とても重要な出会いになったと思います。この研修での学び、経験、出会いは今後の私の人生や看護師の将来に大きな影響を与えるでしょう。

看護職者に重要な3つのことを教えてもらった

英国での研修期間中は、平日は毎日午前中に2時間、午後2~3時間の英語の授業が行われました。先生が話すのも私たちが答えるのも全て英語です。病院における患者さんとの会話術、病気に関する文献の講読などが取り上げられました。病院見学や実習では、英国と日本の医療や看護の違いを考える機会となりました。看護職者が持つべきものは「知識」「技術」「思いやり」の3つだと説明されたことが印象に残っています。この3つは基礎看護学などのこれまで学習してきた日本の看護でも同じように重要なことです。国は違っても看護職に大切なことは変わらないということを知りました。これからも大学で3つのことを大事に、また、増やすために学んでいきたいと思いました。DMUの看護学生とは2~3名でバディを組み、英国に出発する前からスカイプを通して交流しており、研修中にもスムーズに接することができたと思います。英国研修に参加したことは、大学生活のとても素敵な思い出の一つとなりました。

海外研修
  • 入試情報
  • 資料請求
  • アクセスマップ
  • 学部案内
  • メールマガジン
  • サイトマップ