こんにちは!
先日私たち4年生は、分野別実習が終了しました。分野別実習とは、「小児看護学実習」、「成人看護学実習Ⅰ(周術期)」、「成人看護学実習Ⅱ(慢性疾患看護)」、「高齢者看護学実習」、「母性看護学実習」、「在宅看護学実習」、「精神看護学実習」の様々な分野をローテーションしながら学習するものです。
その中でも私は高齢者看護学実習での経験が印象に残っています。ベッド上で生活されている患者さんを受け持たせていただいた際、病棟では身体機能が衰えないよう、定期的な車いす移乗の介助が行われていました。ある日、患者さんから「車いすに移れないかもしれない。」と言われ、私は患者さんの調子が悪そうな様子から、車いすへの移乗の介助はその日は難しいと諦めていました。しかし、看護師さんと援助に関する計画調整の際にその旨を説明したところ、「患者さんの座りやすい姿勢に調整の出来るリクライニング車いすを勧めてみたらどう?」というアドバイスをいただきました。その後、アドバイスをもとに改めて患者さんへお伝えしてみたところ、「車いすに移乗してみようかな。」と言っていただき、車いすへの移乗を行うことが出来ました。この経験から、患者さんの身体機能が衰えないような援助について、改めて振り返る機会となり、患者さんの訴えを受け止めつつも、その後の身体への影響を考え、患者さんにとって最善の援助を実施することが看護師の役割として重要だと学びました。
来年病棟で働き始めてからもそのことを意識していきたいと思います。
4年N.A
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