テディベアクリニックとは、ぬいぐるみを患者さんに見立てて子ども達と看護学生が「病院ごっこ」を行うイベントで、その目的は地域の子どもたちに医療への親しみを持ってもらうことです。
欧米などの病院では、チャイルドライフスペシャリスト(CLS)が定期的に開催する社会貢献活動にもなっています。
今回のテディベアクリニックでは、看護学生が病院で働くさまざまな業種(医師、看護師、薬剤師、レントゲン技師など)となり、子ども達がぬいぐるみ(テディベア風のクマ)の母親や父親役を行いました。
私はお医者さん役を勤め、テディベアたちの問診を担当しました。
子ども達の思い描いた病気は「公園の鉄棒で遊んでいたら足をぶつけて歩けないほど痛いの!」「昨日はママのハンバークを食べ過ぎたからお腹が痛くなったの...」など様々です。また、子どもの想像力は非常に豊かで、レントゲンのことを「骨が見える写真!」と表現していました。
子どもとの関わり方は、小児看護の授業や実習を通して学んできましたが、病院での関わり方を考えてみると大人とは違った視点が必要になります。私たちが子 どもに合わせた関わり方の工夫をすれば、積極的に医療や看護を受け入れるようになり病気の子ども達の回復を助けることが出来るのではないか、と今回のイベ ントから学びました。 そして、テディベアクリニックを実施しているときは私も自然と笑顔になり、関わる学生全員が楽しんで実施することができたと思います。参加する子ども達に も楽しんでもらえたようで、二回目、三回目と訪れてくれる子もいました。終了した後に、キャンパス内でテディベアを大切に抱いている子どもを見かけたとき は嬉しかったです。
2年生 M.S
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