私たち駅伝応援部は、毎年箱根路で活躍する順天堂大学陸上競技部の応援をするために活動しています。普段の練習は、基本的に昼休みを使って浦安キャンパスの中庭でおこない、イベントの前は放課後や休日にも活動をしています。昨年は、新型コロナウイルスの影響で、ほとんど活動ができていなかったのですが、今年は写真にあるように学外での活動ができるようになりました。写真は、認知症の方やそのご家族、医療福祉関係者がランニングを通して、タスキをつないで地域住民と交流する「RUN伴」という全国規模のイベントが地元の浦安市で行われた際、大会を盛り上げるためのボランティアとして参加したときのものです。まだコロナ禍ではありますが、一生懸命に駆け抜ける皆さんへ、いつも駅伝の選手たちへ送るのと同じ笑顔と元気を届けられるように、全力で応援しました!
2年M.A
入学してからの4年間の総まとめである統合実習が終わりました。統合実習では自分の興味がある分野でさらにテーマを明確にして、患者さんの個別性に合わせた看護を展開、実践します。
私は小児看護学を選択し、プレパレーションをテーマに実習を行いました。
プレパレーションは治療や手術を行う子どもが心の準備をして、治療を乗り越えられるように行う説明や声かけ、遊びなどの関わりのことです。
子どもは言語や概念の発達が未熟で、治療や手術についての理解が難しい状態にあります。
そのため病棟の看護師や子どもの遊びのプロフェッショナルである子ども療養支援士さんとともに子どもの恐怖を取り除き、子どもが入院や治療を乗り越えられたときに達成感が得られるように計画を立てて実践しました。
私たちの学年はコロナ禍で実習時間の短縮や、患者さんとのコミュニケーションの制限を設けて感染対策を厳重に行った中での実習となりましたが、入院し治療を続けている子どもに対して看護師が専門性を生かして関わることの重要性を学ぶことができました。
特に4年間最後の実習は今まで学んできた看護理論や看護技術を活かし、そこから子どもの個別性を活かした工夫をするところまで行いました。例えば、子どもがシャワーを浴びる時に安全に入浴できることはもちろん、更に入浴を嫌がる子どもが頑張れるような動機付けや声かけを行うことで子どもの力を引き出す看護を行うことができました。
また、子どもに関わる多職種との連携や、看護師の多重課題など実際に現場で働く看護師さんと近い目線で学ぶことができたのがこの統合実習でした。
これから看護師を目指す皆さんには実習は大変だというイメージがあると思います。
でもそれ以上に自分が看護学生として患者さんに関わることへのやりがいを感じられる機会でもあると私は思います!
4年R.T
10日間にわたり基礎看護学実習Ⅱを行いました。病棟実習と学内実習を組み合わせて実習が行われました。病棟実習は4つの附属病院に分かれて行われ、厳重に感染対策をしながらほとんどの病院で実習することができましたが、私たちのグループが実習する予定だった一部の現場では、残念ながらCOVID‐19感染拡大の影響から、急遽オンライン実習と学内実習を組み合わせての実習に変更となりました。
学内実習では、模擬患者の看護過程の展開、バイタルサインの測定や清潔ケア、教育指導などの看護援助を実施しました。援助を行う様子を動画で撮影し、グループでリフレクションを行うことで、患者とのかかわり方や看護師としての基本的態度について理解を深めました。対象が模擬患者ではありましたが、実際の患者と同じように接することで、それぞれの模擬患者の個別性を反映させた看護計画の立案や援助の実施ができたと思います。また、病棟指導者との計画調整や報告を想定した実践の機会もあり、実際の病棟をイメージしながら実習に取り組むことができました。
今回、病棟に行くことは叶いませんでしたが、先生方が柔軟に対応してくださったおかげで、学内だけで行ったとは思えないほど学びのある実習になりました。
2年 H.W
皆さんこんにちは。今回は私たちが所属している学修サポート委員会の活動をご紹介します。学修サポート委員会では、学生の目線でより良い学修環境をつくるための活動をしています。
授業マナー向上プロジェクトは、医療看護学部全体からスローガンを募集し、皆で優秀作品を選出するイベントです。私たち委員は、選出されたスローガンが皆の目にとまるよう、ポスターのデザインを考えて、効果的な場所に掲示をします。毎回、考え込まれた素敵なスローガンの応募があります。
皆さんも是非、キャンパスに来られた際には、スローガンとポスターのデザインを見てください!
他にも、キャンパス内の感染対策を確認する活動もしています。教室や廊下にある手指消毒剤や掲示などが、私たち学生にとって感染対策を行いやすく効果的なものであるかを直接確認します。
これらの活動は、感染対策や学習への意欲を見直すきっかけとなり、看護師を目指す私たちにとって有意義な活動であると感じています。
3年 S.M、M.N
こんにちは!先日、分野別実習を終えた4年生です。
3年生の9月〜11月、4年生の5月〜6月にかけて行われた分野別実習(「成人看護学」「高齢者看護学」「小児看護学」「母性看護学」「精神看護学」「在宅看護学」の分野を全て周る実習)が終了し、コロナ禍で実習時間の制限などはありましたが、臨床の場でしか学ぶことのできないコミュニケーションスキルや看護技術を習得することができました。
私が特に印象に残っているのは、高齢者看護学実習で受け持たせていただいた終末期の患者さんとの関わりです。積極的な治療は行っておらず、ベッド上で過ごされている患者さんでしたが、「自分のことはなるべく自分でやりたい」と話されていたことから病棟の看護師さんと相談して、まずは車椅子でトイレへ移動する介助を行いました。すると、介助があれば問題なく移動できることが分かり、数日後にはシャワー浴も行えるようになって、患者さんから笑顔が見られるようになりました。残された時間を穏やかに、そしてご本人が希望する生活を送っていただくために看護師として何ができるのか、今回の実習を通して学ぶことが出来たので、この経験を忘れずに将来の看護に活かしていきたいと思っています。
分野別実習が終わると、次は看護師課程の統合実習や保健師・助産師課程の実習がそれぞれ始まります。卒業試験や国家試験に向けて、また看護師や保健師、助産師となった時に学びを活かせるように、実習でより多くのことを経験したいと思っています!
4年 H.U
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