公衆衛生看護学実習

公衆衛生看護学実習は、保健師になるために欠かせない実習です。9月から11月の中で1ヶ月間行われる実習に向け、2~4人のグループで7月にはそれぞれの担当地区を訪れ、どのような地域なのかを調べる地域診断を行いました。そこで得られた情報を活用して、実習の中で行う健康教育に向けて、使用する媒体や台本の作成などの準備を入念に行いました。私たちのグループは、高齢者の方々に認知症の原因についてや予防方法を、分かりやすくお伝えできるように工夫を凝らした教材や、ご自宅でも続けて行っていただけるようなパンフレットを作成し、お渡ししました。当日、参加者の方々から「勉強になった」「今日参加して本当によかった」などの感想をいただき、長い期間準備をしてきた成果を感じることができました。

実習中にはその他さまざまな保健事業に参加しました。地域で出産後に、母親とその子どもが孤立することなく子育てが行えるようにする支援や、高齢者の方々が住み慣れた地域で、安心して生活を送れるようにする支援の実際を学びました。これも事前に行った地域診断で把握した健康課題などから、それぞれをより深く理解することができました。

これらのことから保健師という職業の役割を改めて考えると、様々な保健事業を通して参加住民や地域のボランティアの方々と深く関わったり、その事業を行うにあたり住民のやる気を引き出すように関わらなくてはならないこと等があることに気付き、保健師として働くことのやりがいを実感することができました。

保健師は地域や職場を活動の場として、関わる方々が病気にならないように予防的な支援を行なう等、病院で病気やケガをした患者さんに対して直接看護を行う看護師との違いを感じることもありました。しかし今回の公衆衛生看護学実習を経験したことにより、看護師として病院に入院している患者さんに接する時も、退院した後に住民として地域に暮らす姿を考えながら看護する、広い視野を持った看護師でありたいという気持ちを抱くようになりました。

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4年 M.H

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