保健師実習

医療看護学部では看護師の資格の他に、保健師・助産師の資格を取得できる機会があります。私は保健師の資格取得のために、9月から11月にかけて公衆衛生看護学実習を行いました。

実習はこれまで分野別実習を行ってきた附属病院ではなく、保健センターや保健所といった行政機関や企業の健康管理部で行われます。実習先の保健師に同行し、家庭訪問や地区組織活動に参加しました。住民と保健師が関わる姿を見て、看護職としての視点に加えて地域性など対象者の背景を理解したうえで、地域に密着した支援ができるのが保健師の強みだと感じました。この視点は看護師として患者に関わる中でも必要であると感じました。

実習で最も印象に残ったのは健康教育です。実習期間中に、住民の方を対象に健康教育を実施する機会があります。対象者や地域の特性を踏まえた上で、テーマ決めの段階から学生が主体となって企画し実践します。私のグループは高齢者の方々を対象に認知症予防をテーマに選びました。一見暗くなりがちな問題に対してどうやれば参加者に伝わるのか、メンバーと試行錯誤しながらパンフレットや使用する媒体を作成し、練習を行ってきました。当日、参加者から「楽しみながら勉強することができた」、「参加してよかった」といった感想をいただき、これまでの成果を感じることができました。そして、保健師として予防的な支援を行うには、対象者のやる気を引き出す関わりが大切であることを学びました。

この実習を通して、多くの住民の方と密に関わることができる保健師という仕事により一層魅力を感じました。看護師・保健師2つの資格取得は大変なこともありますが、実習で得た学びを活かしながら国家試験に向けて学習を深めていきたいと思います。

4年 T.M

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