カテゴリー「実習」の記事

分野別実習

 3年生の後期から4年生の前期にかけて行われる分野別実習には、成人看護学実習Ⅰ(急性期)、成人看護学実習Ⅱ(慢性期)、母性看護学実習、小児看護学実習、高齢者看護学実習、在宅看護学実習、精神看護学実習の7つの分野があり、先生や病棟指導者の指導のもと患者さんを受け持って看護を行ったり、実際に病棟や地域で行われている看護の見学を行ったりします。

 実習では、受け持ちの患者さんにはどのような看護が必要なのか、その看護を行うに当たってどのような配慮や工夫が必要なのかなどを、学生自身がアセスメントし、実施します。
 受け持ち患者さんの看護計画を立案・実施していく中で、解剖生理学や病態生理学について学び直したり、実際の患者さんに対してケアをさせていただいたりすることで、今まで講義や演習で学習してきた知識や技術を深め、自分自身のものとして定着させることができました。
 特に歩行介助や食事介助、寝衣交換などのケアについては、学内での演習でも学んできたのですが、演習では学生同士で行うため、麻痺や拘縮、点滴等の挿入物などによる体の動かしづらさをイメージ出来ず、どのように対応すべきなのかを十分に理解することができていませんでした。ですが、今回実習で病棟の指導者さんや先生にアドバイスをいただきながら患者さんに対してケアをさせていただく中で、患者さん各々の状態に合わせた方法や留意点について理解し実施できるようになりました。

 3年次の実習での学びを、来年度の実習や就職してからの看護に生かせるよう頑張っていきたいと思います。

3年 A.Y

保健師実習

医療看護学部では看護師の資格の他に、保健師・助産師の資格を取得できる機会があります。私は保健師の資格取得のために、9月から11月にかけて公衆衛生看護学実習を行いました。

実習はこれまで分野別実習を行ってきた附属病院ではなく、保健センターや保健所といった行政機関や企業の健康管理部で行われます。実習先の保健師に同行し、家庭訪問や地区組織活動に参加しました。住民と保健師が関わる姿を見て、看護職としての視点に加えて地域性など対象者の背景を理解したうえで、地域に密着した支援ができるのが保健師の強みだと感じました。この視点は看護師として患者に関わる中でも必要であると感じました。

実習で最も印象に残ったのは健康教育です。実習期間中に、住民の方を対象に健康教育を実施する機会があります。対象者や地域の特性を踏まえた上で、テーマ決めの段階から学生が主体となって企画し実践します。私のグループは高齢者の方々を対象に認知症予防をテーマに選びました。一見暗くなりがちな問題に対してどうやれば参加者に伝わるのか、メンバーと試行錯誤しながらパンフレットや使用する媒体を作成し、練習を行ってきました。当日、参加者から「楽しみながら勉強することができた」、「参加してよかった」といった感想をいただき、これまでの成果を感じることができました。そして、保健師として予防的な支援を行うには、対象者のやる気を引き出す関わりが大切であることを学びました。

この実習を通して、多くの住民の方と密に関わることができる保健師という仕事により一層魅力を感じました。看護師・保健師2つの資格取得は大変なこともありますが、実習で得た学びを活かしながら国家試験に向けて学習を深めていきたいと思います。

4年 T.M

大学生最後の実習で学んだこと

私は8/27~9/7の2週間で、統合実習を行いました。
統合実習は、大学でこれまでに学んできたことの中から、特に興味のある分野や、学びを深めたいテーマを自分で設定し実施する、4年間の集大成となる実習です。
実習分野は複数ありますが、私は看護管理学での実習を選択しました。

看護管理の実習では今までの実習とは異なり、1人で2名の患者さんを受け持つことで日々の行動計画の立て方、ケアや処置の優先順位を考え、行動することを学びます。また、夜勤実習も行うため、少ない人数で多くの患者さんに対しどのように安全に看護を提供しているのかも、見学で学びました。
分野別実習では、1人の患者さんに対して、その方の疾患や必要な看護を深く学んで関わっていましたが、この実習では複数の患者さんを受け持つため、一人の患者さんのベッドサイドにいる時やケアをしている時でも、自分が看護する患者さんが他にもいるという状況に戸惑いました。
さらに、病棟の師長さんやリーダーナースへの同行も行い、病棟という看護組織がどのように運営されているのかも実際に見学することができ、組織の一員として自分がどうあるべきなのかを考えて働くことが非常に重要だとわかりました。

新卒の看護師が働き始めて最初にぶつかる壁が3つあるそうです。それは、複数患者の受け持ち、夜勤、組織の一員であることです。私は、看護管理学の統合実習を通して、この3つを学生の間に学ぶことができました。学生という立場で、これらを学ぶことができたのはとても貴重な経験であったと思います。来年からは看護師として働く予定なので、今回の実習で学んだことを忘れずに考え、行動できるようにしていきたいです。

4年 M.N

統合実習を終えて~患者さんのケアと自身の看護職者としての課題~

順天堂大学医療看護学部では、看護師に加えて、保健師、助産師になるための科目を選択することができます。4年生になって分野別実習が終わった後は、何を選択しているかによって、それぞれ異なる内容の実習が行われます。私は保健師、助産師を選択しておらず、4年間の最後の実習として、8月末から2週間の統合実習を行いました。
統合実習では、分野別実習と異なり、学生自身が自分の学びたい分野とテーマを決めて実習に臨みます。私は精神看護学を選択し、記録用紙も自分で作成しました。
そして今回私は、患者さんの看護計画を立案し実施していくことのほかに、自己活用といって、患者さんとの関わりを振り返り、自分のコミュニケーションの傾向を把握し次のケアに活かしていくということを学習テーマの一つとしました。
病棟の指導者さんや担当の先生の指導の下で、自分が関心のあるテーマに沿って実習を行うことが出来るので、大変なこともありましたが非常に充実していて楽しい実習になったと思います。
患者さんとの関わりを振り返ることで、非言語的コミュニケーションの重要性を改めて学ぶことが出来ました。また、患者さんと治療的関係を築いていくことの難しさを実感しました。患者さんをより客観的な視点で観察・アセスメントすることが出来るようになることが自分の課題だと感じています。今回の実習で得ることができた学びと課題を忘れず、看護師になってからも活かしていきたいと思います。


4年 K.Y

医療看護学部2年生!真夏の実習記録!!

7月に私たち2年生は、高齢者ケアシステム実習と基礎看護学実習Ⅱの2つの実習を行いました。

高齢者ケアシステム実習では、介護老人保健施設、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、通所リハビリテーションの3ヶ所で、それぞれの施設の役割や看護師と他の職種との連携、高齢者の方々の心情や身体の変化について学びました。

高齢者の方々との沢山のコミュニケーションを通して、老いとは何か、様々な葛藤を抱える高齢者の方々に看護師としてどう向き合っていくかを考えることが出来ました。

基礎看護学実習Ⅱでは、実際に患者さんを受け持ち、看護を実践するという実習を行いました。コミュニケーションを通してどのようなケアをしていくべきか一生懸命考え、患者さんの抱えている病気についても学びながらの実習となりました。看護計画を自分自身で一から立てることは本当に大変な事でしたが、指導者の方や先生方の支え、実習班の仲間の協力、患者さんの励ましがあったからこそ、2週間の実習を達成できたのだと思います。

どちらの実習でも、ケアをするにあたりその方自身を知るということはとても大切で、その為にコミュニケーションがいかに重要かを実感することができた、貴重な1ヶ月となりました。

また、このような経験ができたことは、患者さんとそのご家族、実習施設の方々のご協力があってのことという感謝の気持ちを忘れずに、今後も頑張っていきたいと思います。

2年 R.T

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