5月27日に、医療看護学部一年生全員で、本郷・お茶の水キャンパスに行き、顕微鏡実習と解剖実習を行いました。
顕微鏡実習では、今まで教科書でしか見たことが無かった細胞の標本に興奮を覚えつつ、黙々とスケッチをしました。それぞれの部位ごとに特徴があり、最初は同じ細胞でも分化することでこんなにも違うものかと、改めて感じこれからの勉強に対する意欲も湧いてきました。
さらに、解剖実習では身体の中の仕組みを詳しく見る機会をいただきました。今まで教科書でしか見たことがない身体の部位に、最初は戸惑いや不安もありましたが、自分の身体の仕組みについての理解と驚きが生まれ、このような経験は貴重なのでたくさん質問して理解を深めようと努めました。
これから、身体のこと、看護のことをたくさん学んでいきますが、一年生の今の時期に貴重な経験をさせていただき、より意欲的に取り組んでいくことが出来るようになると思っています。また、病院の雰囲気を直に感じることが出来たことで四年後の自分がどのように医療に関わっていきたいか、考えさせられる部分が多くありました。本当に充実した顕微鏡実習、解剖実習でした。
一年 I .C
2月24日~28日に蔵王温泉スキー場にて、スキー実習が行われました。5日間という限られた時間の中で、一人ひとりが充実した時間を過ごすことができたと思います。
このスキー実習を振り返り、多くの人が口にすることは、「本格的な指導」についてではないでしょうか。インストラクターは、スポーツ健康科学部から指導に来ていただいているため、想像以上に本格的なスキー技術の指導を受けることができました。
班のメンバーで励まし合うことで、日を追うごとにそれぞれが上達していくのを感じました。初めて話す学生もいましたが、中々うまくいかずに苦労したことやできた時の喜びを共有し、最終日には仲良くなることができ友人の輪も広がりました。個人のスキー技術の向上に加え、団結力や協力することの大切さも再確認することができたと思います。ハードな実習ではありましたが、それ以上に達成感が大きく、参加して本当に良かったと感じています。
スキーができる方もそうでない方も、インストラクターや友人たちに支えられて本当に楽しい時間を過ごすことができるので、興味のある方はぜひ参加してほしいと思います。
1年 T.M
3年次後期に行われる「医療看護研究Ⅰ」の授業は、看護研究の基本的な研究過程のうち、研究計画書の完成までを実践します。
授業では、自分で決めたテーマに応じて、成人看護、高齢者看護、小児看護などの各分野を専門とする教員の指導を受けながら研究計画書を作成してい きます。同じようなテーマをもった数人の学生が集まり、それぞれの研究テーマについて疑問に思ったことや気になることをディスカッションしたり、教員から の個別指導を通して研究的に解決するための方法を考えることができます。そのため、初めて作る研究計画書でしたが一つ一つの課題を克服しながら完成させる ことができました。
この授業の最大の魅力は自分のテーマに応じて希望する分野を選択できるので、興味関心のある分野についての知識を深めることができる点だと思いま す。また、グループのメンバーは自分と同じような研究テーマをもつ学生であるので、自分一人では学べなかった新たな知識を共有したり、自分とは違った視点 からの意見をもらえることもこの授業の魅力です。研究計画書を作成する中で、一つのテーマについて集中的に調べることで最新の知見やより深い知識を得るこ とができました。4年次に開講される「医療看護研究Ⅱ」では、今回「医療看護研究Ⅰ」で作成した研究計画書を活用して実際に研究することができます。「医 療看護研究Ⅱ」は選択科目ですが、時間をかけて考えた研究計画なので履修してみたいという学生も多いです。
とても勉強になる授業なので、是非楽しみにしていてください!
広報委員 3年 K.K
3年次~4年次にかけての分野別実習では、母性・小児・成人Ⅰ(急性期)・成人Ⅱ(慢性期)・高齢者・精神・在宅の7つの分野の実習を、病院ごとに特徴のある医療を行っている順天堂大学医学部附属5病院で主に行います。
分野別実習前半の約2ヶ月半を終えた今、様々な分野での学びを通して、自分は将来どのような病院で、どの分野で働きたいのかを自然と意識するようになりました。また分野別実習では患者さんのご協力を得て私たち看護学生も医療者の一員としての自覚をもって関わり、緊張感と責任を感じるようにもなりました。
実習が始まる前は、毎朝きちんと早起きできるのだろうか、病棟はどんな雰囲気なのだろうと不安でいっぱいでしたが、患者さんとの出会いや臨床指導者の方、指導教員の熱心なご指導により、充実した毎日を送ることができました。また実習を通して同じグループの学生と共に、実習中の悩みや不安を共有し、お互いを認め合うことで強い絆が生まれたように思います。
今回の前半の実習の反省点もふまえ、来年5月からの分野別実習後半に向けてより一層勉強に励みたいと思います。
3年 S.T
母性看護学実習では生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんを受け持たせていただきました。沐浴は授業での演習通り行えるか緊張しましたが、気持ち良さそうな赤ちゃんの表情にとても癒されました。
新しい命が生まれるまでの大変さやご家族の様々な思いにふれ、これから出会う患者さんを尊重しなければならないということを改めて強く感じた実習になりました。
3年 M. I
4年次最後の「課題実習」では、自分でテーマを決めて実習を行います。今までの実習をさらに発展させ、自ら計画し進めていきます。私は助産課程を選択したため、課題実習を分娩介助実習と並行して行いました。
産婦に対し「分娩進行中のリラクセーションの促進」に視点をおき、アロマを用いた足浴を実施しました。そこで、産婦との関わりを通して「緊張緩和は、産婦が主体的にお産に臨んでいく上で重要である」と学びました。
実習後の成果報告会では、助産分野で各テーマに沿って取り組んだ仲間同士、学んだことを共有することができ、さらに学びを深めることができました。
お産や子育ては、女性にとって数少ない体験です。母親にとって、お産が「産んでよかった。」という良い体験となり、これからの子育ての励みとなるように、課題実習での学びを活かしていきたいです。素敵な助産師になれるように、さらに学習に励んでいきたいと思います。
広報委員4年 T.F
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